本日は日本でかなりおなじみの、バス、キッチン、トイレ、全てに使われている洗剤について。
前提として私が分析など出来るわけではないので、Google先生と書籍にて調べ倒したデータです。
よく使っているこの洗剤シリーズの危険性分の代表格は、合成界面活性剤。
合成界面活性剤は、PH(簡単に言うと、洗浄するものの濃さ)に関係なく作用し、すすぎ 等によって水で薄められても界面活性作用(簡単に言うと、洗剤の液体の粘り)がなくなりません。
乾いた衣類、食器などにも 残留します。特に、皮膚の弱い乳幼児にとっては大きな問題です。
また、環境中では分解しにくい成分が海底などにたまります。
合成界面活性剤そのもの が問題を含んでいるという認識が大切です。
要するに、
水ですすいでも、薄められても落ちにくいので触れるリスクが多い。
その成分は環境に非常に悪く分解もほぼされない、合成界面活性剤には大きな問題がある。
触れなかったとしても海からまた私たちの体に大きな害を運んでくる。
ということです。
現状PRTR法は、有害性の選定基準に基づき、有害性があり環境を汚染している第1種指定化学物質を354種指定しています。
そのうち6種が合成界面活性剤の成分。
・アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NPE)
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)※(ABS)
・N,N-ジメチルラウリルアミン=N-オキシド(AO)
・ビス水素化牛脂ジメチルアンモニウムクロライド(DAC)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)
・ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル(OPE)
その扱いを管理し環境中に排出する量を毎年届出することを原則義務付けられています。
マジックリンに使われているのは、
アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NPE)
少し前までは、
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)※(ABS)
オキシベンゼンは別名「フェノール」と言います。
「フェノール」という言葉は一番有名な言葉では「ノニルフェノール」という
環境ホルモンで知られています。
東京湾にいっぱい残留している、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)※(ABS)の成分に、さらに今回問題になっている環境ホルモンのような形をしたオキシベンゼンを付けた合作のようなものが入っているというわけです。
化学記号多すぎて頭が爆発しそうですねwww
要するに、前まで使っていた成分がかなり問題になっている現状、使い続けることはできない。
ちょっと成分変えて安全性をうたって出そう、と販売されているのが今の成分の合成洗剤…
しかも、合成界面活性剤をネットで調べようとすると製造しているメーカーの【花O】の、核心に迫らない回りくどい安全っぽい理論ばかりで、否定的な記事や客観的な記事がほとんど見当たらないようになっております。
危険度的に,前回の消臭剤よりも上と世界的にも考えられていそうなイメージ。(世界でも制限されていますがまだ使われています。)
実際に海洋汚染の原因のかなり大きな原因を占めているようです。
それなのに、ほとんど記事が見当たらない…(メチャクチャ主観だけど、かなり闇深い、みんな使ってそう…)
やめたいなって思う方は代替え探すときにほかのメーカーも上記成分はいっているので気を付けてください。
ちなみに、全部安いエコ洗剤ですぐに代替え出来ちゃいます。
カルキや水垢(お風呂が多いです)→クエン酸
特に油汚れ(台所など)→セスキ炭酸ソーダ
こびりついたコゲ(調理器具)→重曹
日本ではこの危険な合成界面活性剤が、シャンプーやリンス、ボディーソープに沢山使われております。
成分名が少し違いますので、それもまた今度特集します!
皆さま本日も良い夜をお過ごしください!
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